ゼロからはじめるIELTS勉強法シリーズ② 高1レベル〜5.0獲得編【海外経験ゼロで6.5を達成した筆者が解説】

IELTS勉強法シリーズ

このシリーズでは、海外経験ゼロでIELTS6.5を獲得した筆者が自身の経験や反省も踏まえつつ、おススメの参考書や勉強法を解説します。

前回のIELTS勉強法シリーズ①では英語力ほぼゼロから中学英語レベルの英語をカバーし、IELTSのスタートラインに立つまでの学習の流れを紹介しました。(英語力ゼロ~中学英語レベルの英語力の方は先に①をご覧ください。)

①はこちら→

続いて今回は、高校英語の範囲を学びつつ高1レベルの英語力からIELTS5.0レベル(本格的なIELTS学習のスタートライン)を目指す方法について解説します。

前回の①でもそうでしたが、この②まではIELTSの過去問を解いて本格的にIELTS攻略をするというより、英語力そのものを向上させることに重点を置いています。
IELTS対策が少ないと感じるかもしれませんが、この段階では英語力そのものを上げることがIELTSの点数アップにも繋がるので、まずは英語力そのものを上げていきましょう!

この記事の対象となる方

中学英語レベルの学習は終えたが、高校英語の学習が初めて、または途中の方
英検:英検3級~英検2級に合格点ギリギリでギリギリ合格するくらい
TOEIC:300点~500点程度の方
IELTS:~4.5程度の方
TOEFL:30~60点程度の方

高校英語を学んでIELTS4.5を目指す

高校英語の土台を固めて、本格的にIELTS対策に取り組むことができるレベルまで英語力を上げていきます!

インプット系

本格的なIELTS/TOEFL学習をはじめる前に、この段階で一通り文法を抑えておくのがおススメです。

文法

文法学習法その1 英語で英文法を学ぶ

せっかく英語を勉強しているんだから英語で英文法を学びたい!という場合は下記の教材がおススメです!

この方法が向いている人:
・習うより慣れよ!で多くの量に触れながら身に着けたい
・日本語の分厚い文法書・難しい文法用語などは苦手なのでそれらを介さずに学習したい

Side by Side


Side by Side Level 1 Extra Edition : Student Book and eText with CD (Side by Side Extra Edition)



Side by Side Level 1 Extra Edition : Activity Workbook with CDs (Side by Side Extra Edition)

前回の記事でもビデオを紹介したSide by Sideですが、実はビデオだけでなくテキストとワークブックもあります。

また、ビデオがあるのは1巻だけですが、テキストとワークブックは4巻まであります。4巻全てやりきると日本の高校で学ぶ範囲の文法までカバーすることができます。

Side by Sideは子どもが英語を学習する際の教材としておススメされることも多く、検索すると子どもの英語学習に~といった記事も多く出てくると思いますが、4巻まで学習するとある程度レベルも高く大人でも十分活用できる良質な教材です。

テキストを購入すると音声とオンライン学習ツールも付属してくるので、それらも活用しつつテキストとワークブックを進めていきます。

どうしてもテキストやワークブックをやっていて分からないことがある場合はネットで検索するかChatGPTに聞いて解決しましょう!

文法学習法その2 日本語も取り入れつつ学習

日本語も取り入れつつ文法を学習する場合は以下の教材を使用して学習するのがおススメになります。

この方法が向いている人:
・分厚い本や多くの文章を読むことを苦痛に感じない
・丁寧な解説を読んで理論的に理解したい
・学習する上で細かい疑問点もしっかり解消したい
・ある程度日本語も取り入れつつ学習した方が理解しやすいと感じる

高校レベルの英語学習に関正男先生のシリーズをおススメしています。日本の大学受験向けのタイトルが多いですが、関先生はご自身も4技能系の試験で高得点を獲得されており、IELTSやTOEFLなどの英語4技能試験を意識して作られているものがほとんどなので、IELTSの対策にも十分活用できます!


真・英文法大全 


Forestや1億人の英文法などが有名どころではありますが、この真・英文法大全""” target=”_blank” rel=”noopener nofollow” title=””>真・英文法大全は解説がEvergreen(旧Forest)などの一般的な文法書よりもかなり充実しており、各文法事項やルールなどの核心や感覚に踏み込んでいるので理解しやすいです。TOEFLやIELTS、ビジネスやニュース英語なども視野に入れ、アウトプットも意識して制作されているのでかなりおススメできます。レベルに関してもIELTS/TOEFLレベルまでしっかり対応しています!

使い方としては、各章(文法項目)ごとに

  1. まず本感覚で読む
  2. 各文法項目を理解できるように、もう一度読み込む
  3. 後述のEnglish Grammar in Useと英語のハノンで学んだことを定着させる

例えば、不定詞なら1.不定詞の章を読み、2.不定詞について理解できるようにもう一度読み込みます

解説動画が欲しい、授業を聞きながら勉強したいという方はスタディサプリで文法の解説動画を聞くことができるので、スタディサプリの動画見ながら勉強するのがおススメです。

解説動画を見る場合は2.各文法項目を理解できるように、もう一度読み込むの部分で代わりに解説動画を見るのがおススメです。

1つの文法項目で上記の1~3を回したら、一通り完了になりますので、次の文法事項に進みましょう。
既に学習した文法事項については完全に定着するまでは、週1回など定期的に後述の英語のハノンで反復しましょう。

真・英文法大全""” target=”_blank” rel=”noopener nofollow” title=””>真・英文法大全以外でおススメなのは、ATLASです。


アトラス総合英語 英語のしくみと表現 ATLAS English Grammar and Expressions

筆者がIELTSを勉強していた頃はまだ真・英文法大全がなかったのでATLASを利用していました。

実際に書店で中を確認してみて、どちらか気に入ったものを選ぶのもおススメです。

次は3.English Grammar in Useで学んだことを定着させるについてです。

文法定着


マーフィーのケンブリッジ英文法(初級編)第4版 別冊解答・ダウンロード可能なオーディオ付 (Grammar in Use)

先程の1・2で各文法項目について理解したら、このGrammar in Useという教材で練習問題を解いて定着を図っていきます。Grammar in Useは日本語版と英語版があります。まだ英語に自信がない場合は日本語版を利用するのが良いと思います。

初級編と中級編があるので、2冊とも取り組むのがおススメです。


マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)第4版 別冊解答・ダウンロード可能なオーディオ付 (Grammar in Use)

左側が文法の解説、右側が問題となっています。今回のメインは問題を解いて文法の定着を図ることです。余裕があれば問題を解いた後に左側の解説も確認してみましょう。

英文解釈


大学入試問題集 関正生の英文解釈ポラリス[1 標準~応用レベル]


大学入試問題集 関正生の英文解釈ポラリス[2 発展レベル]

文法書で学んだ英文法を実際に英文を読む・聞く際に使えるようにするための練習です。

日本語に訳す練習が出てきますが、日本の国公立大学を併願する予定の無い方は、綺麗に日本語に訳せるように練習する必要はありません。


まずは、問題の英文を読んでみて、英文の意味を正しく理解することができたかを解説と回答を読んで確認し(分からない単語が出てきた場合は回答を見る前に辞書で調べ、調べた上で再問題の英文を読んでみる)、理解できていればOK理解できていなければ解説を読んで理解+後日正しく意味を理解できるようになるまで繰り返し復習という流れで進めていきましょう。

大学入試問題集 関正生の英文法ポラリス[1 標準レベル]は紙版の在庫が切れているようですので、紙で勉強したいという方はこちらの


大学入試 世界一わかりやすい 英文法・語法の特別講座 (「世界一わかりやすい」特別講座シリーズ)
がおススメです。

リーディング


大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[0 基礎レベル]


大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(1 標準レベル) (.)


大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[2 応用レベル]


大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス(3 発展レベル) (.)

リーディング対策のための問題集です。文法の学習をしているだけではリーディング対策には足りないのでなので、このシリーズで長文の練習をします。

順番としては、文法→文法演習→英文解釈の学習が済んでから取り組むと学習効果が高くなります。

リーディングが苦手な方は0から、リーディングがある程度得意な方は1から始めてみるのがおススメです。3までやるとIELTSのリーディングにかなりスムーズに移行することができます。

こちらも、日本の大学を受験する予定がなければ、日本語訳のやり方の部分は無視して問題ありません。1以降は紙版が在庫切れになっているようですので、紙で勉強したいという方は下記のシリーズがおススメです。


関正生のThe Rules英語長文問題集1入試基礎 


関正生のThe Rules 英語長文問題集2入試標準


関正生のThe Rules英語長文問題集3入試難関


関正生のThe Rules英語長文問題集4入試最難関 

リスニング

この段階のリスニングでは、リーディングで使っている問題集を使用します。リーディングで紹介した問題集には全て音声が付いているので、その音声を聞き取れるように練習していきます。

単語

中学レベルまでだと単語数もそこまで多くないので単語はある程度自然に入ってくる部分も多かったと思いますが、このレベルからはある程度しっかり意識して単語を覚えていくことも必要になってきます。


大学入試英単語 SPARTA1 standard level 1000語


大学入試英単語 SPARTA2 advanced level 1000語


大学入試英単語 SPARTA3 mastery level 1000語

この単語帳を順番にやっていくと、高校レベルの単語を学習することができます。
まだあまり英語力が高くない場合、いきなりIELTSやTOEFLの単語帳をやり始めてしまうと難しい単語が多すぎて挫折してしまったり、レベルが低い単語ということでIELTSやTOEFLの単語帳には収録されていない単語が抜けたままになってしまう可能性が高くなります。

私は実際に高校レベルの英単語がまだ身についていないのにIELTSの単語帳をはじめてしまい、延々と覚えられないかつ、IELTSの単語帳には掲載されていない高校レベルの英単語に抜けがあることが後で発覚して苦労しました…

IELTSやTOEFL専用の単語帳を始める前に、高校レベルの英単語帳を終わらせることがおススメです。

アウトプット系教材

スピーキング・ライティング

ロゼッタストーン


ソースネクスト|ロゼッタストーン 英語(イギリス)

ロゼッタストーンは、画像・映像などを活用した、スマホやPCで英語学習ができるソフトになります。ただ、見て、聞くだけでなく、自分で発音したり、答えを選択する機会もあります。音声認識も利用でき、初期のスピーキング対策にもかなり向いています。なかなか一般的な英語教材には出てこない英語圏の日常単語や表現を知ることができ、これが意外と英語圏の日常的な単語や話題が出題されるIELTSのスピーキング・リスニングに役立ちました。

Amazonで2500円程度と値段もリーズナブルです。

アメリカ英語版とイギリス英語版があるので、今後IELTS受験を検討しているのであれば、イギリス英語版がおすすめです。

英語のハノン


英語のハノン 初級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル


英語のハノン 中級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル


英語のハノン 上級 ――スピーキングのためのやりなおし英文法スーパードリル

①のゼロからはじめるIELTSでも紹介した教材ですが、上記で紹介した文法書やEnglish Grammar in Useで学んだ項目をスピーキングやライティングで使えるレベルまでしっかり定着させるのが目的の参考書になります。どうしても、メイン参考書だけでは反復練習が足りず、スピーキングやライティングで使えるレベルに到達することが難しいので、こちらで補強します。

①で初級編をされていた方は中級編と上級編を、初めての方は初級編からはじめて中級編・上級編と進めていきます。

必ず英語のハノンのページ順に前から順番にやる必要なないので、上記の文法と文法定着で学習した文法事項から順番に英語のハノンを進めていきましょう。

次回からいよいよIELTS対策

①②では英語力そのものの向上を図るものがほとんどでしたが、ここまでの学習を行えば十分にIELTS対策に入る準備ができました!

次回からいよいよ本格的にIELTSの参考書やサイトを使ったIELTS対策に入っていきます。

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